2007-01-01から1年間の記事一覧

江ノ島の2日間

面白かったかどうかは別にして、勉強にはなった。何より、北海道、神奈川、名古屋、九州から来た人たちと話が出来たこと、これは幾つかのことを考えるきっかけになった。それと、組織的指向というか、協会の考えの一部が、全てのメニューが終わった後になっ…

例えば農村を守るという文脈

過去と比較して、現状を憂う気持ちは分かる。けれど、そのギャップをただ嘆いて立ち戻ろうとするのは安易なのではないだろうか。現状へ至った経緯もまた、ある意味必然ではなかったのか。この変化をむしろしっかり受け止めて、一旦肯定したところから、発想…

発言権

なんてないのかもね。もっともなことも面白いことも、言っていい奴しか言っちゃいけないわけじゃないんだね、実は。権ってつい使うねど、聞いてくれるかどうか、そこの辺りを見て、使われてるんだろうね。

エレガントであること

家の奥さんは「品格」あるいは「品」と、よく言っている。僕は、エレガントと言っている。それは、自分も含めた”人”に備わっているべきもので、ある種の”余裕”または”ゆとり”と言い換えることもできるだろうか。毎朝夜の通勤の途上や電車内などでは、およそ…

答えのある方向は見えている、けれど・・・

会合に出席している人それぞれの思いは、それぞれの中で成就させなければ、本当に全体の一歩は踏み出したと言えないのだろう。集団で物事を決めるということは、そういうことなんじゃないだろうか。社会的地位を備えた企業が、社内規程をそろえていて、合理…

あの場で語ったこと

それには、嘘は無かった。但し、自分の中では。より客観的な根拠を探るべきじゃないだろうか。これからの農業の在り方。これからの農地の利用の仕方。農業が、農作物を換金するだけでなく、農に関わる作業を商品化できる時に、時代としては移っているのでは…

今日の会合は

僕としては、うまく運べたんじゃないかと思う。途中、いい加減にしてくれって場面もあったけどね。計画を自分達の言葉でリメイクする展開は、シメシメだし。少しでも、今までにない、良いと思える方向に進んで行けばいいと思う。

まさしくこれは

今JR に乗ってるんだけど、神戸市立博物館の開催中で展覧会が、インカ・マヤ・アステカ展(鷲の戦士像って言うらしい)。この広告の右側に写ってる展示物、まさしくこれは、ガッチャマン!

自分の力量を棚に上げるけど

きちんとした議論がしたい。無性に。我慢して自慢話を聞きたくない。最初から終わりまで、目標の見えない否定的な話ばかりする人とは場を共にしたくない。発見が随所にあって、その議論から何かが生まれるような、そんな場に在りたい。そんな場を創り出す力…

対話の奇跡

立て板に水な会話は、たぶんお互いにある条件を共有してこそ成立するんだろう。議論であっても、実は殆ど相手の話を聴いてないなんてことは、当たり前なんじゃないかなあ。

当面の目標は

地域で農業を回すこと。そのために成立させるべきシステムとスタイルを考えて実行していくこと。

僕たちの食と日本の農業のこれから

土曜日の夜のNHKで、日本のこれからっていう視聴者参加番組を放送していたのだけど観ましたか? 他の人はあの番組をどう観たんでしょう? 興味があります。 発言者の中では、ワークライフバランスの代表、小室淑恵さんが最も現実的で建設的で視野が広くシス…

結局、同じジャン

- IT技術者の仕事は、いまはクリエイティブではなくなってしまった――これがIT企業が学生に不人気な理由ではないだろうか。KDDIで情報システム本部長を務め、いまは情報システム総研 代表取締役社長の繁野高仁氏は「作る喜び、使ってもらう喜びがないと技術者…

僕たち自身の眼で見ると

1101.comから。 - むかしから、 「30人くらいしか、よろこばない」という 情報や商品があったはずなんです。 それを出してる側も 「30人ぶんしか、つくれない」 というようなものが。実際、うまくいったらどこまでも儲かるぞ、 という資本主義の増殖装置に …

安倍さんが辞任

田中康夫氏が長野県知事選で敗退した時も感じたけれど、マスメディアっていい加減だなあ。 真相なんて、霧の中。次の総理は誰か。そんなことばかり。 誰が候補として目されていて、それぞれの政治力量の得意分野はここで、 いつが総裁選で、我々国民にできる…

”アリ”かも

ここを読んでて、 ここに至って、 これを書いている。考え方の可能性を否定しない姿勢というのは、 これまでずっと必要だと思っている。 現状の反動としても。 すぐさま否定しにかかる議論は山ほど。 可能性の芽を育ててみる、 それは、ある種、”遊び心”がな…

シビレタね

a+u 2007:9。 本屋で、久しぶりに手に取って見た。 Gion A. Caminada氏の故郷の作品。 感じる緊張感と厳格性。それと、彼は、故郷思い? でも、この緊張感の類いは、 できた建物だけによるもんじゃないって思うよ。 場にこそ既にそれがある。 だから、安易な…

インターネットとの関わり方

確か、糸井サンのこの本は、以前買って読んだと思う。その時は、まだ諒解していなかったんだろうな。(かきかけ)

村づくりの席で

先週末の村づくりの会合で、(書きかけ)

比べるものがないのに

今日、2回目の世界里山紀行。Nスペ。実は、気づくのが遅くて、そして子供が引っこ抜いたTVのケーブルを直すのに手間取ったこともあって、最後の数分しか見る事が出来なかった。 ポーランド。牧場を営む、ある家族が描かれていた。代々受け継がれる牧場。息…

自分の与える評価よりも

世の中の与えるそれの方が、よっぽどスゴい。

耕作を続けることの謎

今日、神戸のある農村の村づくりの会合があった。役員会で、いつもより一回り小規模。これまで協議を重ねて来た事と、限られた人数であることから、意見が活発にでていた。ひと月前に提示された村づくりの計画案に対する協議ということなのだが、いつもの如…

宙づりになった愛しさ

神戸に来たのは、90年。大学院を修了してそのままやってきた。思えば、大胆な選択だ。職も見定めずに、恩師にくっついて来たのだから。そして直後に神戸の農村集落と茅葺きの調査を経験した。これ以後、国内外の集落調査に関わるのだけれど、余所者の僕にさ…

どんな土地でも

僕は愛することができた。というか、今でもできる。父親の仕事柄、子供の頃に転勤が続き、生まれた所と育った所は違うし、育てられた土地はいくつもある。幼稚園から小学校に上がる時にも引越したので、馴染みの友達なんていなかった。小学校だけでも3つ通…

伝えるよりも伝わるもの

”田んぼの楽校”なるものを企画して運営している。そもそも僕が始めたわけではないが、今期は、会場となる集落への働きかけの一環として企画したものだ。環境共生というテーマで見た時、また水と暮らしや生産との関わりという視点で見た時、ポテンシャルが高…

小さな神達は本当に周囲から消えてしまったのか?

一昨日のNHKスペシャル 世界里山紀行「フィンランド 森・妖精との対話」サウナ小屋は、寝食する家よりも先に作るのだという。 その小屋は、年期が入っていて、 石を薪を燃やしてじっくりと熱し、 そこに水をかけて水蒸気を室内に籠らせていく。 主は、中が温…

様々な関係性を

取り戻したいという、強い欲求に駆られている。今、イワン・イリイチの「シャドウワーク」を、極々少しずつ読み進めている。きわめて広い土俵の上で、人や社会の本来の在り様について論じられている。って、まだ読んでる最中だし。でも、制度化されてしまっ…

建築を見るフェーズ

だから、こういうことも言えないだろうか。今の社会で建築が語られる場合、やはりそこには、”作品性”が無意識に主軸として扱われ、その営まれ方や営まれる様について、そしてその営みの積層した建築として扱われる視点が台頭しなければ、かつてのように言葉…

と言っても・・・

この記事。伊東豊雄の言葉として馬場氏が紹介し、その例として、福岡の「ぐりんぐりん」を挙げている。先月、帰省の折に訪ねてみた。 確かに、自然との関係を結んでいると言われれば、そうかなあ。ただ、物理的に”つながり”があることは、視覚的にも、短時間…

お金のことを考えるための姿勢

NPO活動に限らず、お金のことでは時々話題になる。ただ、あまり議論が深まった試しがないように思える。ワタミの渡邊氏の言葉を読むと、「ツールとしての市場とお金のことを、もっとみんな真剣に考え」るフェーズ(あるいは人)と、「お金と言えば金儲けの話…