2010-01-01から1年間の記事一覧

平川さんの新書読んだ。個と集団で立ち現れる様が違う。企業に非の全てを負わせるのは違うのと同じく、個々人に時代を選択した責任を負わせるのも違うんじやないか。だから提案すべき考え方には、もっと違う視座があるんじゃないか。

ある組織の一員として、役割を果たすこと。気づけば、今そのことに時間の半分を充てている。自分が小さくなっていく気がする。

人と人を結ぶコトバ。挨拶のような。しかし、それは同時に、交わす両者の縮め難い距離を内包している。 が、また、その絶対の隔たりは、個々人に孤独を宿命づけるようでいて、同時にその絶対性故に、他者への優しさの源泉でもある。挨拶の大切さの根拠は、実…

http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2010/11/post-40d8.htmlメディアは、メディア自身によっては、自らを変えられないのかもしれない。 自身で変われない呪いは、すべてに当てはまる。 ってなことを、誰かも書いていた。 既に、怒りではなく、心がけ、…

僕達がつながるための物差し

損得勘定が物差しでは、先は知れているらしい。 http://blog.tatsuru.com/2010/11/22_1626.php 「 それはそこに参加する人間の「現時点での利便性」にもとづいて選択された共同体だからである。 そこには「歴史を貫いて維持しなければならない共同体」の統合…

11月20日。祖母の十三回忌だった。長男と行く。当人の娘達は、母と次女の叔母のみで、後の4人は体調不良などの理由で長距離を訪ねることができなかった。そのため、4歳の長男を入れて5人のささやかな催しとなった。本当に久しぶりで、村のお寺を訪ね、本堂…

本が読みたくて、急いで昼飯を済ませてスタバへ。2階のソファ席が奇跡的に空いていて、座る。深々と。これ以上沈まないんじゃないか、というくらい身を沈める。クッションがへたっているってのもあるんだけど。窓外に面した四ツ橋筋を走る車を眺めながら、カ…

近似した目標に向かい、はるかに実践的で尊敬する人が癌で長期入院したという。ショックを受けた。同時に生き様がドラマチックに思えた。ただ、その人というフレームでみた総合的な印象なのだと思う。彼の掲げた目標の具体は知らない。けれど、少なくとも会…

同じ嫌気がさしている、まだ会ったこともない、どこかの誰かに

既存のマスメディアと、そこに依存しぶら下がった加担者達の築いた息苦しい世界の外に出よう。いいかげん、さすがに嫌気がさしてきた。履き違えたジャーナリズムを都合良く利用して、社会のことなど実はまるで見えていない。僕たちの知りたいのは、そんな出…

面倒を取り戻せ!

沸々と細胞が沸き立っような精気を身体が想起するために、関わりの面倒な儀式を再び取り戻す必要がある。七尾の青柏祭や奥能登のキリコ祭、その他にも残っている壮麗な祭りのように。

20時発の電車。最初の駅でボックス席が空いて、そこに座った。目の前の勤め人のネクタイを見つめていた。紺色の地に細かな白いパターン柄。じっと見ていると、空間がぐるりと裏返って、柄の隙間に吸い込まれそうになった。

心がざわつく言葉

しかも不快でなく。 思ったほど冷え込まず、昼飯ついでに江戸堀まで足を伸ばした。靫公園の方へぶらぶらしていて、右手に久しぶりの書店。こんな所だっけ?と思いつつ、引き込まれるように中へ。同世代と思しい男と女店主が話しているのを聞きながら背表紙を…

どうしても自分を騙せない一線。その線上で、当然はかどらない仕事と格闘するのはつらい。このまま突き抜けてみることに関心がなくもない。そこに向かって自分が変わっていくことに、無意識に抗う部分が必死にもがいている。

北新地。夜。たこ焼き人生のおばちゃんと目が合う。思いっ切りの笑顔をもらった。思わず、笑顔を返してた。ずっと気になってた人。

朝のホーム。秋の空。雲が高い。気持ちは依然、鎮まらない。音楽も耳障りに感じる。かと言って、この世界の素の音も、聞き流せない。どこかに連れて行ってくれる魔法はないか。

夜の電車。車窓から家々の灯り。部屋が透けてのぞく。温かくもの悲しい。 帰りの電車。目の前のベンチシート。3人分の場所に太った男が2人。ため息ひとつ。 長男の通う保育園の運動会。朝の第一関門、登園。今までいつもと違う雰囲気に気圧されて、開会前…

地下道に潜って駅の改札を抜ける。階段を折れ下ってホームに止まった電車に滑り込む。週末。21時前。適度に混雑した車内。乗客の視線はセキュリティシステムの下、張り巡らされた赤外線センサーのように、縦横に走り、当てもなくサーチしている。かいくぐる…

漫然と仕事をし、漫然と通勤して、毎日が過ぎていく。雨の日、晴れの日、真夏日、秋風、彩りの花、天候、季節は変わっていくが、机に座り、パソコンに向かい、電車に乗っていることは、繰り返される。厭うのでなく、テンションが解けた。そんな感じ。自分を…

さしあたり重要なのは、そこに何が書いてあるかと、どんな視点で書かれているかで、どんな風に書かれているかの優先度は、相対的に低い。

小さな命

昨夕家族で傍の海へハゼ釣りに出かけた。予想に反して?大物が釣れた。もうひとつよく分かってなさそうだけれど、長男も彼なりに楽しんでいた。夜、捌く。2匹はまだ生きていた。ありがとう、と言ってしめた。明日は美味しくいただけるはず。 思えば、小さな…

ashiyagawa project

芦屋川プロジェクトでもあるし、芦屋側プロジェクトでもある。前者は文字通り、川を素材に企画する。後者は、”麗しの箱庭”の中にこだわった企画。そんなことを、ふと、思った。

長男が子ども向けのテレビ番組の何かを見て、思い出したことがあったらしく、そのことを一生懸命に伝えようとして、こちらに向かって話を始めた。一区切りついたところで、まだ自分としては説明が足りない、言い足りない、と、思ったことがあったのだろう、…

今年の泣き相撲。間もなく9ヶ月になる次男の出場。次男こそは、泣くだろうと、淡く期待していたら、案の定?泣かなかった。キョトンとしていた。今年の力士達は、長男の時に比べて若く、威勢良く子供達を土俵の上で振り回し、高らかに泣き叫ぶ子どもも多か…

語り合える場が欲しい。そりゃもう、純粋に欲しい。 年齢は問わない。建設的で、刺激的で、ステュディオスに語り合えるなら。 人数は、多い方がいい。バラエティに富んでいれば、尚いい。 ひょっとすると、どんな空間でも、作れるのかもしれない。 あるいは…

未熟なもの、未発達なもの、完成していないもの、 そんなものに対して、無意識に感じる不安混じりの期待。 その不完全な部分の大きさに応じて、 そこに計り知れない可能性を見ているのかもしれない。 子どもの成長は、正にその途上。 ただ、人格が定まってき…

草原保全に思う。自然生態系としての価値を語って保全を唱え続けても何も変わらない。かつてそれを成立させていたものにスポットをあてなければ、単に趣味に終わる。

光と空気の夕方。隆太朗と買い物のつもりが、海に行きたいと言い出す。用事は明日でもいいと思い、箱眼鏡と小さな網と折畳みのバケツを持った。それぞれ、サンダルとシューズを履いて。手をつないで河口を目指す。路地を抜け、ひまわりの横の自販機で飲み物…

隔週通うクリニックの日。駅からの道。街路樹からツクツクボウシの鳴き声が聞こえる。季節が変わるのを感じる。昨晩。寝入り端に、彼女が呟いた。外に澄んだ虫の音。ちょうど数日前からそれに気づいていたところだった。同じように気づいていたことを知って…

▲080122 自分は、何をやっているのだろう。俗に言う手応えのない生活。隆太朗のみ、生と自分とをつなぐ接点。ふと何かが注ぎ込まれる。 欲求が自発的に沸き起こらない状況が、既に3年か。この辛さを自覚したのは、藍那のカヤマル06の時。全てが嫌になった。…

健康診断

健診で胃のX線撮影。毎年、やられる。胃のX線撮影。バリウムを飲むのがツライ。発泡剤を飲んでから、半分ずつ飲まされる大量のバリウム。しかも、検査台に乗ってから、逆さにされる始末。恒例とは言え、いつも検査官に仕返ししたくなる気分になる。今日は、…